「文化財返還に関する原則的なレベルの話だった」と説明しました。
2013-09-29
高麗時代の1330年に作られた浮石寺の『金銅観音菩薩座像』。
日本に搬出された後、ツシマソム(対馬島)の観音寺に安置されていましたが、昨年の10月に窃盗犯ら
によって韓国内に入って来ました。
日本は直ちに返還を要求しましたが、我が国の裁判所は日本の観音寺がこの仏像を正当に取得したと
いう事実が明きらかになるまで返還を禁止して欲しいという、浮石寺の仮処分申請を受け入れました。
ところが劉震龍文化体育観光部長官は昨日、光州(クァンジュ)で日本の文部科学大臣と会談して、
この観音菩薩座像を日本に返還しなければならないと語ったと日本のメディアが報道して波紋が広がり
ました。
「略奪・盗難に遭った文化財に対しては国際規約によって返還する事が正しい」と語ったというものです。
波紋が広がると劉長官は、28日の韓中