友人の母親
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友達の母、知子−1/6
−秘密のはじまり−
「健一君、、、、健一君」
瞬は最近、健一の家に遊びに行くのに妙な胸の切なさを感じている、
健一と瞬は小学校の5年生、2年生の時転校してきた瞬にとって一番
の親友である。
番犬のエアーデルテリアのクロの鳴き声で母知子が奥から出てきた。
「あ~、瞬君、健一はあと30分ぐらいしないと帰って来ないのよ、
先週も言ったのに忘れちゃったのね、、、、塾で4時にならないと帰
ってこないの、、、、よかったら中で待ってる?」
健一の母、知子は30歳半ばで、夫は単身赴任、結婚してから専業主
婦で家庭以外の世界はあまり知らなかった。
「あ~、、そうか、、、、、すみません、中で待っていいですか?」
「ど~ぞ、、、、上がって」
健一の胸は次第に高鳴っていた、少しポッチャリした知子の腕、スカ
ートの裾から見える白く柔らかそうなふくらはぎが、瞬には優しく、
幼い心をときめかせた。
「2階の健一