憧れの叔母と、叔母に瓜二つな従妹・第3話
2017-04-13
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ボクはボーッとした頭で叔母ちゃんの話を聞いた。
ボクが幼い頃からの言動やこの間の葬儀の時のボクの視線を総合して考えて、ボクの叔母ちゃんへの想いが今も続いていることを女の勘で感じ取っていたという。
だから葬儀が終わったら、ボクが叔母ちゃんのところへ来ると確信していたらしい。
実際、アズサからの連絡が無ければ、ボクはきっと叔母ちゃんを訪ねて行っていたのではないかと思う。
ところがいつまで経っても叔母ちゃんのところにボクが現れる気配はなく、叔母ちゃんはアズサの話から何が起こったのかを知る事となったらしい。
「叔母ちゃんのこと、今でも好きでしょう?」
そう言われてボクは咄嗟に否定できなかった。
「アズサのこと、好きなの?」
その問いにも叔母ちゃんから聞かれるとボクはすぐに肯定できなかった。
曖昧な返事のままでいると、「バスルームを借りるわよ」と叔母は言い、ボクの返事を待たずに脱衣所へと向かった。
唖然としていると、「どうしたの?トモくんも来るのよ」