特攻隊の英霊に曰す

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2009-08-15

大西瀧治郎(1891年-1945年)
おおにし たきじろう。旧日本海軍の軍人。組織的な体当たり自爆攻撃である特別攻撃隊の編成、出撃命令を初めて発した人物。

8月16日、日本の敗戦を見とどけると、「特攻隊の英霊に曰す」(参照:ウィキクォート:大西瀧治郎)で始まる遺書を遺して割腹自決。遺書には特攻で散華した兵士達への謝罪と共に、生き残った若者に対して軽挙妄動を慎み日本の復興、発展に尽くすよう諭している。自決に際しては敢えて介錯を付けず、また「生き残るようにしてくれるな」と医者の手当てを受ける事すら拒み、特攻隊員に詫びるために夜半から未明にかけて半日以上苦しんで死んだという。享年54。

特攻は統率の外道である。 
常々の持論だったが、戦局の悪化で持論を貫けずむしろ特攻を推進することとなった。
死ぬときはできるだけ苦しんで死ぬ。 
この言葉どおり、介錯無しの割腹自殺を遂げ15時間あまり苦しんで死ぬ。
特攻隊の英霊に曰す。善く戦いたり、深謝す。最後の勝

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