友達のお母さんに優しくしごかれて
2021-05-11
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僕が小学5年生の時だった。
特に習い事もしていなかったから、学校が終わるといつも友達の家に遊びに行っていた。
時には約束していない場合も暇だなと思えば、思いつきで友達の家に行くこともあった。
ある日も家に帰ってからやることがないな~と思って、自転車を走らせてぶらぶらしていた。
で、思い立って友達の家に行くことにした。
玄関の呼び鈴を鳴らすと友達のお母さんが出た。
「あのー、ヒロキくんいますか?」
「あら、ごめんね、まだ帰ってないのよ」
「そうですか、じゃあ・・・」
諦めて去ろうと思ったとき、友達のお母さんが玄関から出てきた。
「上がって待ってて」
僕は悪いような気もしたが、お邪魔することにした。
「お邪魔します」
リビングに案内されて、「ソファで待っててね」と言われた。
僕はソファに座って部屋を見渡した。
これまで何度も来ている部屋だったが、友達がいないとなんだか落ち着かない。