有名人官能小説 滝沢乃南
2006-09-15
「おい!滝沢、ちょっとこい」
部活が終わってからすでに2時間。バレー部のチームメイトはもうすでに皆
帰ってしまい、体育館の中には乃南とコーチの渡辺二人だけ。
この日、一人だけでこの広い体育館の掃除を命じられ、
今やっとそれを終えようとしているところだったのだが。
(もう、せっかく終わったのに・・・)
軽くため息をついて、ネットのそばに立つコーチの方へ向かう。
「何ですか?」
「滝沢、お前最近ちゃんと練習しているか?」
「はぁ?はぁ・・・まあ」
コーチの目つきがいつになく厳しい。先週の練習試合で負けたことを言っているのだろうか。
「いいか、俺はお前と二人で話がしたくてわざわざお前だけを残したんだ」
(そのために2時間も掃除なんてさせなくていいよ・・・)もうすっかり日が暮れている。&nbs