私が愛したフランス人の美少女・第1話

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2021-06-27

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外資系のとある会社に入社して1年目、私はパリ支社の末席に席を置くことになった。
フランスのデザイン事務所と日本企業をコーディネイトするのが主な仕事である。
仕事は忙しかったが、フランスは当時から週休2日と有給休暇90日の完全消化が徹底していたため、日本からの緊急連絡待ち以外の日は、9時~5時の仕事さえしていればなんの問題もなかった。
最初の半年くらいは引き継ぎなどでバタバタしたが、半年も経つと完全にフレンチナイズされ、日本人である私は、暇を持て余すようになっていた。

そんな頃、私は上司であるカトリーヌの家に招かれた。
部屋の模様替えの完成記念パーティーということだった。
仕事仲間数名と共に、私はブーケとガトーケーキを手みやげに、彼女のアパートを訪ねた。
私たちの会社はスイス系の企業なので、給料がやけにいい。
フランス企業との格差は約2.5倍。
新卒の私ですら年収850万円くらいはあったと記憶している。
このため彼女のアパートは『ヌイー』とい


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