お隣の人妻 1
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俺、中井 拓、25歳、大学4年生の時の話です。
俺の家は県営の団地と言うタイプで、1棟に階段が3つ真ん中と左右にあり、5階建てエレベーターなし、階段を1階上がるごとに玄関が向かい合っている昔ながらの、ザ・団地。
そんな建物が10数棟ある中の3階に住んでいた。
当時俺は一人暮らしで、その2年前は両親と俺と3人で住んでいたが父親の親父(祖父)が体を壊し、家業を継がなくてはいけなくなった父が母と共に田舎に帰ってしまった。
俺は大学2年生で学校に通うため一人で住んでいた。
そんな家のお向かいに若い夫婦が引っ越してきた。
若いと言っても当時旦那は30歳、奥さんの里香さんは27歳、俺より年上で結婚2年で子供はいなかった。
仲のいい夫婦で毎朝奥さんの里香さんが階段の途中の踊り場から顔を出し、仕事に行く旦那さんを見送って手を振っていました。
俺とは挨拶をしたり、「これから学校?」という短い会話をする程度でいつも笑顔が可愛い人妻でした。
そんな里香さん、胸元のネックレスに俺は引かれた。