ストーキングキャット 続

開く
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 しばらく寝てしまい目が覚めると、目が開けづらい。

 「ご、ごめんよ」

 熱いおしぼりでお顔を拭いてくれます。

 「カピカピに乾いちゃったよ」

 ゆうべ何かした?

 
 明け方、お外に出るとお隣さんがブロック塀に乗っかっていました。

 「三毛ちゃん。元気?」

 って、雄猫風情が高いところからごあいさつとは。

 「あれ、三毛ちゃん額に白いものがこびりついてるけど」

 「な、何でもないんだから」

 それは、坊っちゃんの・・・えっと・・・

 雄猫は塀から飛び降りるといきなりの接近遭遇。

 「やめてっつーの」

 「まだ何もしてないじゃないか」

 「やられちゃったのか?」

 「ば~か」

 額にこびりついたカピカピが気になってし


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