献精ルーム~ナースの妻の手コキ
2013-02-14
地元の愛知紅十字病院・病棟看護師である妻・里恵(28)が夜勤から帰ってきて、いつものように寝室で休んだ。休みの俺・卓弥(25)はヒマなので、里恵が起きてくるまでの間、頼まれていた里恵の車の手入れをすることにした。洗車、ワイパーブレードの交換、そして室内清掃へと続くと足元に見慣れないDVDが落ちていた。
『献精の手引き(部外秘)』……献精?
不治の病、○○病の根治薬として生きた精子を加工して作る「精液製剤」の製造が本格的に始まり、献血50回以上の篤志家が精液製剤の材料となる精液を提供しているという話は聞いたことがある。
俺はまだ献血10回とちょっとでしかも最近はさぼりがちなため、縁遠い話だと思っていた。
でも、どんなことをするのだろうか。車内清掃を手早く済ませると、DVDを持って部屋のDVDデッキにセットした…………
『日本紅十字社・看護師のための献精手引き』というタイトルが流れた後、病院の処置室のような部屋が写り、3人の人物が写っていた。女性2名と男性1名。