部活の先輩だった彼女と…①

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中学時代に僕がこっそり付き合っていた彼女は一つ年上の水泳部の先輩だった。

彼女の名は宏恵先輩(仮名)という体育会系らしくキビキビ&ハキハキした爽やかなクールビューティで気品ある容姿のアスリート女子だ。

健康感覚で水泳をしていた僕とは違い、彼女は物心ついた頃から泳ぎに親しみ、自他共に「泳ぐ為に生まれてきた」と言えるくらいに精力的な競泳選手だった。

まだ携帯電話もインターネットも無く、ビデオデッキやCDが漸く普及してきたかしないかで、ファミコンが発売されたばかりの昭和50年代も末に近づいたその当時、世間ではまだ中学生カップルは早熟と言われており、付き合おうものなら「マセガキ」呼ばわりされて周囲から冷やかされたものだ。

僕の周りも交際はなんぼ早くても高校生からでしかも稀で、大概は大学生など高校卒業後18歳以上からだった。
後者なら、男女とも法的に結婚が許されて、運転免許もポルノ関係も許される年齢だからそれが本来無難だろうとは思うけどね。
実質ほとんど成人しているし、働き口も自由度も一気に広がる年齢だし…。


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