精子タンク~理恵2~
2006-09-16
前編:精子タンク~理恵~
http://moemoe.mydns.jp/view.php/4949
『精神干渉』で過去を捏造させると、与えた『干渉』以外の部分を脳が補完する。
今回の場合、『職を得たお礼にセックス』『資料室に呼び出す』『一回目のセックスをした後』と言う『干渉』を骨格に過去を作り出す。
俺に体を開く決断をするまでや、セックスまでの経緯とその内容を経て今の状況に至るまでを脳内補完する。
少しの間呆けた顔をしていた理恵、だが俺の姿を認めると俯き頬を染め、両手でその媚体を隠した。
「あの…ごめんなさいね、少しぼぅっとしていたみたい…」
そこで俺は時間を止め、理恵に額を重ねる。
理恵の作り出した補完を『読んで』おく必要がある、話に食い違いが出るのを防ぐ為だ。
小さな食い違いなら無視できるが、大きなモノになると理恵の補完が破綻しかねない、そうなると大元の記憶自体に悪影響が出てくる可能性がある。
『読む』事を控えていた為、今回のように『行為前に過去捏造