超大作エロス(4)
2011-04-14
~粗筋~
「THE人妻」と看板にある店の裏側で、岸利徹は『女の子』に突然遭遇し、更には追手?のような二人組の男が登場し…
~本編~
「岸さん、どこへ行ったんだろう?」まなぶは人気が無く、薄暗い路地裏を適当に探していた。「ん?何か踏んだかな?」足もとに違和感を感じ、それを拾い上げ、街灯に照らしてみた。「鷲…かな?鳥みたいのが地球の上に乗ってる、これはバッジか?」珍しいデザインに一瞬心を奪われるまなぶであったが、先輩の岸利徹のことを思い出すと、拾ったものを無意識にスーツの内ポケットにしまうと、再び路地裏を歩いていくのだった。
…その頃岸利徹は、自らの傍らにいる女の子と、対面にいる二人組の男を前にし、既に「この女の子を守ってやらねばならない」との覚悟を決めていた。すると、必然的に二つの選択肢が思い浮かぶ。「この女の子を連れて逃げるか?」「この二人組をぶちのめすか?」
「…よし!」このような二者択一の場合、岸利徹は迅速かつ適切な判断をする。その判断に従った行動に移ろうと一歩前に足を出したその時、二人