酔っ払ってハメた相手は妹でした・・・。

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2016-08-26

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とにかく、あの日は飲んだ。
ワインに始まってウイスキー、ウオツカ、テキーラ・・・。
泥酔以上、酩酊未満。
最後は何がなんだか分からなくなった。
潰れてこそいないが、ほとんど意識がぶっ飛んだ状態。

これから話すのは、飛び飛びの記憶を無理やり繋げて、状況証拠と関係者証言と俺の妄想をたっぷり加えた話だ。

気がつくと辺りは真っ暗。
どこかは分からんが、とりあえず俺の部屋ではなさそうだ。
俺はカーペットに胡坐をかき、低いテーブルに突っ伏すような格好で、酒瓶から直接飲んでいた。

隣に女がいる。
意識があるのかないのか、俺に絡みつくようにしなだれかかっていた。
シャンプーと香水と酒の匂いがプンプンする。

(ええと・・・誰だっけ?)

ぼんやりと考えていると女の色っぽい声が聞こえてきた。

「ああん・・・もう・・・ふふっ」

俺の横にいる女じゃないが、すぐ近くのようだ。
同じ部屋か隣の部屋か


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