愛妻を淫乱な女に・・・5
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日曜の夜、私と直樹はビールを飲みながら妻を待っていた。昼間、智ちゃんと食事に出かけた妻の話しを聞くためだ。母屋での家事を済ませた妻が私達が待つ離れに帰ってきた。
「私もビールをいただくわ」
ビールに口をつけた妻が話し出した。
「今日ね。智ちゃんと食事をして、直樹さんの家でお茶をしてきたの・・・私もなかなか話しを切り出しにくかったけど、レスについて智ちゃんに聞いてみたの・・・直樹さんにとってショックかもしれないけど・・・お正月過ぎに、生理があまりにも不順だし、体調も悪かったので産婦人科に行ったんだって・・・検査をした結果、智ちゃんは妊娠しにくい身体だと分かったんだって・・・妊娠する確率はゼロに近いって・・・智ちゃんもかなりショックだったらしいわ。子供を欲しがってる直樹さんに言えなくて、セックスを避けてたんだって・・・」
いつものリビングに重い空気が流れていた。
「俺、帰るよ。帰って、智子と話し合ってくる」
「そうしろよ。一人で大丈夫か?愛も行かそうか?」
「いや、二人で話し合うよ。二人で解決する問題なんだから・