三十路間近なのに浮いた話のない妹・後編
2015-02-04
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暫くは二人きりになるチャンスが無くて日にちだけが過ぎていった。
恵子の中で出してしまったことを少し後悔し始めていた。
すると一週間くらい経った日の朝、恵子は親の目を盗んでオレのところにやってくると、そっと耳打ちした。
「今朝、生理きたよ」
ちょっと残念な気持ちもあったけど、正直、ホッとした気持ちのほうが強かったので、曖昧な笑みを返した。
でも、後になって妹はちゃんとオレの心の内がわかっていたのだと気付いて、感心した。
お互いに何も言わなくても暗黙の了解で、親には絶対にばれないように、親の前ではいつも通りの兄妹を演じた。
時々、親の居ないところで不用意に妹のことを見つめてしまっていて目が合ったりすると、妹はオレを指でツンと突いてきて注意を促したが、嬉しそうに声を出さずにクスリと笑った。
どうにも我慢できなくなって、親が寝静まってから恵子の部屋に忍んで行ったこともある。
そんな時は、すぐにベッドで抱き合っては舌を絡め合い、ベッドに膝立ちになって妹に口で含ん