イケメンの甥を理想の男に育てる・前編
2014-08-31
この体験談は約 11 分で読めます。
これは私のツバメとの馴れ初めです。
私と兄は年が離れていて、私は両親が40代になってからの恥かきっ子でした。
兄にはリュウイチという息子がいて、私とは10歳ほどしか年が違わず、リュウイチが小学生くらいの頃までは、私がよく面倒を見ていました。
私と兄はあまりパッとしないのですが、リュウイチの母親は美人で、リュウイチは幸運にも父親ではなく母親の遺伝子を受け継いでいました。
ですから、リュウイチが小学校の高学年になった頃には、正直なところ買い物などに連れて歩くのがちょっとした楽しみでした。
身内の欲目もあるかもしれませんが、リュウイチは本当に綺麗な顔立ちをしていて、手なんかも凄く綺麗で、冗談っぽくリュウイチの頭を胸に抱えたりしては1人でドキドキしていました。
リュウイチが中学に上がった年、私は就職して田舎を出ました。
都会は楽しくて、ボーイフレンドもでき、恋愛も失恋もしました。
仕事にやり甲斐を感じてのめり込むと、責任のある仕事も任せてもらえるようになって、故郷に足が