妖艶のクロ・ド・ヴージョ

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2013-08-07

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とある某有名ホテルのワインバーで、私は1人で飲んでいた。

なんて艶かしいワインなんだろう・・・?
すっかりえっちな気分に・・・なってしまっていた。

視線を感じる・・・?

向こうでこれまた1人で飲んでる男性だ。
一瞬目が合った。
私はどんな目をしていたのだろう・・・?
どんな表情を・・・?

ここはいつも飲んでいる店ではない。
知り合いもいない。
ちょっとドキドキしていたら・・・彼が近づいてきた・・・!

「お一人ですか?」
「・・・は・・い・・」

警戒をしつつもこたえてしまった。

「よかったら・・・」

お決まりの文句。
彼はなにか軽いものを飲んでいたようだ。
なぜだかそんなに嫌な気がしない人だった。

軽い会話、きれいな指、仕草・・・。

少しの時間の間に魅了されそうになっていた。
いけない、と思い「私、そろそろ・・・」と言い出す


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