家庭教師の女子大生が恋をした生徒は鬼畜青年だった3

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2015-02-10


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16話

千佳 「ふぅ……さっぱりした。」


お風呂から上がった千佳は、濡れた髪の毛をタオルで拭きながらベッドの上に腰を下ろした。

ここは千佳が大学に入って一人暮らしを始めてから3年以上住んでいるアパート。

部屋の中は決して広くはないものの、女の子らしく綺麗に整頓されている。

1Kの平凡なアパートだが、千佳はこの部屋を気に入っていた。

部屋に友達を呼んで飲み会をしたり、時にはお悩み相談なんかもしながらいっしょに泣いたり笑ったり。

ここには千佳の大学生活の思い出が詰まっているのだ。

ここに住んでいられるのもあと数ヶ月。そう考えると少し寂しいような気がする。

しかし、千佳にとっ

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