どす黒い欲情と愛する妻ゆかり・前編 ~第二章~

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2014-03-19

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そんなある日、突然、X医師から電話がかかってきました。

「お久しぶりです。ご主人は、もうお気づきだと思いますが、奥様とKさんはいい関係のようですね」

私はびっくりしましたが、平静を装って「知ってますよ」と応えました。

「お二人ともお気に入りのようだし、息もぴったり合ってる、Kさんによると、奥様の体にはまだまだ開発の余地があって、もっともっと高いアクメを得ることもできるらしい。そうすれば赤ちゃんもできますよ」

開発という言葉に私はむっとしましたが、黙っていました。

「そうは言っても、ご主人に申し訳ないと、Kさんは言っています」

私は意外な感じがしました。

X医師は続けます。

「実は、今度の土曜日、Kさんの友達の家で、ちょっとしたパーティをやることになったのです。ご主人もいらっしゃいませんか。もっとも、ご主人は見ているだけという条件なのですが」

パーティ?

「どんなパーティですか?」
「それは見れば分かります。参加するのはKさんと


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