従兄妹
2008-11-28
331 :名無しくん、、、好きです。。。 :2006/08/04(金) 09:43:52 ID:iWNmh7zi
まだ何も知らなかった厨房の夏。
母親の田舎に赴いて、従兄妹(一つ下)と一緒に近所の花火を見に行った俺。
可愛らしくて頭が回って、俺の自慢の従兄妹だった。
浴衣を着た従兄妹と連れ立って、花火のよく見える土手縁まで歩いていく。襟元からほんのり漂うシャンプーの匂いにどきどきしっぱなしな俺。
従兄妹はいつも通り積極的に俺に話しかけてくる。ほとんどケンカ友達っていうか、じゃれあってる悪友みたいな感覚でね。
思えばその時にはすでに、従兄妹の計画は始まってたのかもしれない。なんとなく、いつもよりもそわそわしているなとは感じていたし。
花火は、すごかった。やっぱり真下から見ると、迫力が違う。体に振動がモロに叩きつけられるっていううか、自分が太鼓になったみたいな気がする。
ただひたすら圧倒されて、ぼけっと花火に見入っていた俺。「すごいやろー?」と嬉