ずっと思い続けてきた幼馴染と家の駐車場で・前編
2018-12-23
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俺の家の向かいに住む、幼馴染の理恵ちゃん。
物心ついたときからずっと恋してたと思う。
保育園の頃は毎朝一緒に通ってた。
屈託無く、「光雄くんのお嫁さんになるー」なんて言われて嬉しかった記憶もある。
小学校に上がると、照れ臭さとか同級生のからかいで一緒に居づらくなった。
それでも帰宅後は一緒に宿題やったり遊んだりはした。
高学年に上がると学校では一層接することがなくなった。
そんなある日の放課後、クラスの女子達が恋バナで好きな男子の教え合いしてたのか、帰ろうとしていた俺はクラスメイトに呼び止められた。
「理恵ちゃん、光雄くんのこと好きだって」
照れた理恵ちゃんが必死に取り繕う。
周りの男子もニヤニヤ見ている。
それが嫌で、俺は冷たいセリフを吐いた。
なんて言ったか忘れたが、「俺は別になんとも思ってない」的な冷たい言葉。
この日から理恵ちゃんは一切俺に接しなくなった。
何度、正直に話そうと思ったか