水原(全てはあの時から…)

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2006-05-16

水原と再会した夜の次の日、俺達は一緒に不動産屋を回った。そしてボロくて古いが、そこそこ安価なアパートを見つけ、そこに三人で暮らし始めた。 
住めば都…とはよく言ったもので、俺は水原と赤ん坊がそばにいてくれさえすれば、どんな所でもよかった。 
それに俺の両親も理解してくれ、いろいろ援助をしてくれた。 
引っ越しも済ませ、俺達は新しい生活を始めた。ちなみに赤ん坊の名はレイナ。女の子だ。俺と水原の字をくっつけたそうだ。 
それを聞いた時は少し複雑な気持ちになった。なぜ俺の名前を…と。でも今のレイナはまぎれもなく俺の娘。大切な存在であることに変わりはない。 
夜になり、レイナが寝た後、俺と水原は空白の時間をうめるように毎晩愛し合った。母親になった水原だが、美しさはあの頃と全く変わっていなかった。 
唯一残念だったのは…胸が張ってしまうため、揉むことができない…W 
しかしそんな事はどうでもいい。俺は水原に触れているだけで幸せだった…。 

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