さや 〜弐の回〜

開く
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風呂を上がると、

「こーくん、お疲れー」

なんて沙耶はやさしく声をかけてきた。

淫売のくせに、俺を欺いている。彼女は俺が下着を愛撫しているのを知っているのに、知らない振りをしている。そう思った。

我慢できず、俺は一人部屋に戻った。

追いかけて来た妻は不安そうに疑問を投げかけてきたが、興味はなかった。きっと俺は怯えて見えただろう。名前も知らない不安は胸ぐらを掴んで言った。

『この変態野郎め。淫売以下のクズ野郎』

俺は小さく笑いながら、妻に「大丈夫だよ」と答えた。

ふと顔を上げるとカレンダー。今日は土曜日。沙耶は月曜日に帰るらしいからまだ時間はある。

俺にはそれでもやりたいことがあった。

日曜日。
相変わらず妻と沙耶は出掛けていた。

俺は電気街に出ていた。
目的はただ一つ。小型カメラだ。

沙耶へのたくさんの勘くぐりはあるが、なにより肉眼でその下着をつける姿を見るのが一番と考えたのだ。性欲はいかなる事象を勝る。時間がないことも尻を叩き、沙耶の


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