卑劣な「衣服ずらし」の実態に迫る
2019-11-17
女性の飲み物に睡眠薬を混入させ意識を失ったところをレイプするという犯罪は、以前から一部の大学のサークル等で行われており、社会問題にまでなった。
レイプという性犯罪の最終段階に至る犯罪は近年減少しているが、睡眠薬を悪用したわいせつ事件自体は増えており、発覚していない潜在的被害も相当数に上ることが関係者の話から明らかになった。
「衣服ずらし」といわれるもので、女性の衣服の位置をずらして撮影を行う犯罪だ。
レイプは被害女性が身体に違和感を覚えることが多く発覚しやすいほか、女性の身体に付着していた体液から犯人が割り出されることも多い。
その一方で、「衣服ずらし」は犯行後の身体に違和感がないため女性が被害に気づきづらく、撮影したデータが削除されれば証拠も残らないため、摘発が難航するという。
レイプのように重い犯罪ではないため、軽い気持ちで犯行に手を染める男子学生らも多く、犯行に手を染めた男子学生のひとりは「ちょっとだけ女の子の衣服をずらして撮影しただけで、すぐに元に戻したので軽いイタズラのつもりだった。」と供述しており、重大な犯罪を