田舎のおもてなし

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私の伯父(父の兄)の家、東北の山奥の田舎にあるのだが、そこは10軒ほどの集落になっていて今でも誰かが泊まりに来ると異性を一緒に寝かせおもてなしをする風習があった。

私が小学校の時父と伯父さんの家に泊まりに行ったことがある。

私の家は仙台の都会だった。

JRに乗り在来線に乗り換えバスで1時間、バス停からは伯父さんが車で迎えに来ていて、それでもまだ2時間くらいかかったと思う。

我が家から実に6時間もかかったのだった。

「よく来たな。」と言われて伯父さんの家に着いた時にはぐったりとなっていた。

それでも伯父さんの家のお風呂は凄く、自分で作ったと言って露天風呂迄あって体が温まったことを覚えている。

お風呂から上がると伯母さんの手料理が待っていて父と伯父さんそして伯母さんもお酒を飲んでいた。

伯父さんの家には私より2つ歳上の圭介と言う従兄弟がいて、食事が済むと従兄妹と遊んでいた。

私が眠くなると「じゃあ、圭介と一緒に寝たらいい。」と言って従兄妹の部屋へ布団を敷いてくれた。

夜中目が覚め、私は寂しく


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