銭湯での体験談あれこれ
2010-04-11
その1
30歳の頃、夫の赴任先である地方都市の銭湯で、番台の男に全裸をジロリと見られたことがあります。古い社宅の近所にあったその銭湯に行くのは、それが何度目かで、いつもはオバサンが番台に座っていました。
ところが、その日はなぜか番台に男が座っているので、入ったときからちょっとイヤな気がしていました。服を脱ぐとき番台に目をやると、私の方を見ている様子はなかったので少し安心しました。でも、洗い場から扉を開けて脱衣所に出てきたとき、男と視線が合いました。私は片手に風呂の道具の入った洗面器を、もう片手で当時まだ幼稚園児だった息子の手を引いていました。
そのタオルで隠していない私の全裸を、男は正面からジロリと見たのです。
私が睨み返したので男は視線を逸らしましたが、男のイヤらしい視線が私の肌にへばり付いたようで、気持ちが悪くて堪りませんでした。
これを視姦というのでしょうね。
その夜は、男に犯されたような気分を一掃したくて夫に迫りました。
一度イッただけでは、男のイヤらしい