敏夫と妹と制服・・・前編
2014-03-24
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大学生になって初めての夏休み。
世間がお盆休みになったのをきっかけに、敏夫は実家に帰ってきていた。
家から大学までは2時間ほどで、無理をすれば通えない距離ではないのだが、早起きが嫌な敏夫は一人暮らしをさせてもらっていたのだ。
帰ってきた息子を両親は喜んで迎えてくれたが、今日から親戚の家に行く予定になっているという事で、午前中に出掛けてしまった。
せっかく帰ってきたのにいきなり寂しい状態になったが、連絡をしなかったのだから自業自得と言える。
敏夫は仕方なく、居間でテレビを見ながらゴロゴロと過ごしていた。
「あれ?お兄ちゃん帰ってたんだ」
突然声がして振り向くと、そこには妹の奈美が立っていた。
「あ、ああ・・・」
敏夫は適当な返事をする。
というのも、妹の格好に目を惹かれてドキドキしてしまっていたからだ。
妹は別に怪しい格好をしているわけではない。
ごく一般的な高校生の制服を着ていただけである。
だが、その