居酒屋

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“なんていい女なんだ・・・”
腕枕で行為の余韻に浸っている女を見て、つくづくそう思った・・・。

女の名は喜美子。私と同い年の40歳。もっとも30代前半と言っても通用しそうな感じである。美人というよりも可愛いといった方が彼女には合っている。私の家の近所の居酒屋のママである。48歳のマスターと夫婦での経営。この店が開店したのは今から約1年前。住宅街のど真ん中にこじんまりとした佇まいであるが、開店前にポスティングしたチラシの効果もあって初日から繁盛していた。私も酒は大好きなので初日に行ってみたが、いかんせん店が小さく、中で飲むことは出来なかった。初めて入ったのは5日目くらいだったと記憶している。初めての店に入ったときの私のパターンに沿って、まず生ビール(開店キャンペーンのタダ券)と焼き鳥2本、玉子焼きを注文。待っている間にお通しを口にして「!」。出された焼き鳥を食べて「!!」。玉子焼きを食べて「!!!」。美味い!絶妙な味付けだ。そりゃ一流の料亭には敵わないだろうけど、個人経営の居酒屋でこの味には滅多にお目にかかれない。ビールを飲み干し、すかさずボトルをキープ。以来、週に3~4回のペース


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