衝撃的な妻の願い・前編
2016-01-02
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結婚して18年、本当にあっと言う間だった。
嫁の亜衣とは、まだ18歳で短大に入学したばかりの彼女を妊娠させてしまったことで結婚に至った。
当時26歳だった私は、その時すでに父が興した会社の社長だった。
父と母を事故で亡くしたことによりそうなったのだが、それは人生の転機だった。
父が興した会社は、父が作り出した健康食品のおかげで、ほとんど何もしなくても、毎年一般サラリーマンの生涯賃金ほどの年収を私にもたらしてくれた。
そんな状況で、若い私は増長して天狗になっていた。
その結果遊びまくって、18歳のまだ右も左もわからないような亜衣を妊娠させてしまった。
当然、金で解決して堕ろさせようと思ったが、その時の亜衣の態度に感銘を受けて結婚に至った。
その時の亜衣は、「すべて自分の不注意のせいなので、自分で解決する」と言った。
私に責任を追及するでもなく、お金を要求するわけでもなく、そのあまりに潔い態度に私は心を奪われた。
結婚して本当に良かったと思える