彼女の幸せを祈ってる

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2013-12-05

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それは暑い夏のある日。

太平洋が見たくなって南にバイクを走らせた。
順調に目的地の海に着き、道路から階段を下りて砂浜に座って海を見てた。

「やっぱ、太平洋は良いわ。地元の内海と大違いだね」と思っていると、階段の上でバタンって車のドアが閉まる音がした。

振り向くと身長は低いけど、えらい可愛い子ちゃんが階段を下りてきた。

「こんにちは」って挨拶したら隣に座って来た。
(廻りに他の人は居なかった)

「上のオートバイの人ですか?」
「そうですよ」

「格好良いオートバイですね」

ちなみに俺のバイクはZRX1100。

「バイク好きなの?」
「分からないけど形と色が好き」

それから色々と世間話と好きな音楽の話になって楽しく喋ってた。

しばらく話をしてたら、

「お兄さん、格好良いですね。もてるでしょうね」と言ってきた。

「荷物ぐらいなら持てるよ」って言ったらウケたらしく、


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