2回りも年下のOLから『抱いて』のシグナルを送られて
2020-02-22
この体験談は約 6 分で読めます。
気がつけば、もう社会人になって30年近くになっていた。
自分ではまだまだ若いと思っているが、社員の顔ぶれは年々若くなっていく。
年齢差があれば、そうそう話が合うこともない。
でも、中には年の差を越えて話ができる社員もいないわけではない。
香澄はそういう珍しい中の1人だった。
自分はその会社で4社目という転職組で、香澄が入社するまでにすでに8年ほど経過していた。
会社は色々変わってきたが、仕事そのものはずっと同じだったから、その会社でもそこそこの扱いを受けていたし、リーダー的なポジションを任されていた。
厳密には香澄は私の部下ではない。
自分は企画セクションのリーダー職であり、香澄は営業チームに配属されていたからだ。
だが、営業と企画はペアで行動することが多いものだ。
香澄との関係は、若手の営業とベテラン企画職のコンビから始まった。
どうも香澄本人は企画職が希望だったらしい。
しかし、会社とはそうそう思い通りに配属させ