続 二十歳の彼
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「ぇ、いいんですか?」
背中を向け避妊具を付けようとした彼に「今日は大丈夫な日だから・・」封を開けようとした手を止め「まひろさん・・」小さく呟きながら私を見る二十の彼・・
「メガネ掛けてきてくれたんですね・・」
「童顔にみえるから・・」
「いい感じです・・」
私を女として求めてくれた彼・・なにくわぬ顔で夫を仕事に送り出し何時もの日常に戻り家事を熟す私・・「まひろさん・・」汗で身体を光らせながら求めてくれた彼の鼓動を思い出しながら自分を慰めてた私「もう一度だけ・・」抑えてた女の欲望を我慢出来なくなり、彼と身体を重ねた事を反芻して身体を火照らせてた、私
「ぁ、これ、昔の写真・・」
彼から送られてきたメール「昔の写真見たいな・・」スマホに取り込んだ写真を見せた私・・
普段、近寄る事のない公園のベンチで横に座り写真を覗き込み「メガネ掛けたまひろさん・・
いいです・・」御世辞半分?からかい半分?彼が発した言葉に「こんな事云われたの・・」夫とは違う人の表現を聞き心の中の淫らな部分が疼いてしまった、私