携帯メールで妹を釣ったら本気になった・第1話
2022-06-21
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当時高校2年だった妹は、暇があれば友達と携帯でメールをやっていた。
メールの相手は学校の友達だと思うのだが、いつも携帯を弄り回していた。
家で食事をしてる時にでも携帯を手元に置き、食事中にも関わらず相手からメールが届いたらすぐに返事を送り返していた。
親から携帯のパケット通信の使用料が高過ぎるから控えるように言われてもメールを止めない。
携帯を持った当初は携帯の料金は自分の小遣いで賄うはずだったのに、いつの間にか親から足りないぶんを出してもらうようになっていた。
だが、親もそうは甘くない。
あんまりに程度が悪いから料金の補填をストップしてしまった。
そして矛先は俺に向けられた。
それに怒った俺は親になんとかしてくれと頼み込み、その対応策として親が妹の携帯の契約を定額制に変えた。
そこまでは良かった。
だが、これを機に妹の携帯依存症はなおさら酷くなってしまった。
朝から晩まで暇さえあればメールばかり。
「メールをやって