変態選挙管理委員
2006-05-10
3年前の話、俺が当時高校2年の春、来期の生徒会の役員を決めるので選挙管理委員を各学年から2名選出された。当然、俺と隣のクラスの眞鍋かをり風の女の子だ(以後かをりで)。かをりは、メガネを掛けていて学校でも有名な才女。無口で地味で何かお高くとまっている感じであまり人気はなかったと思う。現に俺もそんなに関心はなかった。かをりのメガネをとった顔を見るまでは…。
最初に選挙管理委員会が開かれた日、まず、委員長を決める事になった。かをりが選ばれた(三年生は受験で1年生と2年生だけなので満場一致で決まった)。俺は2年生だと言う理由で副委員長兼会計に。そんな事もあり、かをりとは一緒に仕事をする事が多くなり、当初は面倒くさくて『嫌だな~』とか友達に漏らしており、友達からも『頑張れよ!』などと励まされていた。そんなある日、立候補者募集のポスターの作成を行っており、俺は絵が得意だったので仕上げの為に残り、1年生を先に帰し、かをりと二人きりになっていた。かをりは相変わらず無口で、人を寄せ付けないオーラ出しまくりで、黙々と仕事をしていた。そんな時、ポスターカラー(ポスター用の絵の具)が、かをリの顔に跳ね、かをりは『