俺の愛した二人の『ヨウコ』

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2015-05-06

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54歳の会社員の俺は、24年前に3歳年下の元妻“陽子”と僅か3年半の結婚生活に終止符を打った。

結婚して2年、俺は親父を亡くし、陽子は一生懸命嫁としてやってくれたが、お袋がわがままを言い過ぎて陽子を困らせ、親父の四十九日が終わった後に流産した。
お袋は「孫も産めない役立たず」と罵しり、俺が仕事で居ない間にアパートに訪ねてきて、陽子に息子をたぶらかしただの難癖をつけていた。
陽子は耐え切れず、泣きながら俺に別れを告げ、俺も陽子をお袋から解放してあげたくて離婚に応じた。

まだ27歳だった陽子は小柄でお淑やかな美人。
不幸が男を虜にするタイプで、離婚から2年で再婚した。

「全く尻軽な女だね。さっさと再婚しやがった。バカ女め!」

お袋はそう言って怒り狂った挙句、高血圧で倒れて、半年後に亡くなった。
律儀な陽子は元義母の葬儀に訪れ、涙を流す優しい女だった。

俺はお袋が亡くなった2年後、35歳で28歳の女と再婚した。
その女は婚約者が少女買春で捕まると


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