突然止まったエレベーターの中で

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2015-05-15

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あれは忘れもしない平成7年1月17日未明、阪神大震災の朝のことでした。
当時コンピュータプログラム作成のプロジェクトの一員だった私は、協力会社のビルに前日から泊り込みで作業をしていました。

協力会社のS子さんはバリバリのキャリアウーマンで、私のような新人にも非常に丁寧に指導してくれ、面倒見が良いと以前から評判の高い方でした。
その日も1月末の締め切りに向け、連休も返上してプロジェクトチーム5名で泊り込みの作業の真っ最中でしたが、新人の私は何にも出来ず、ただうろうろしているだけでした。

午前5時を回った頃、最終的なテストが無事成功し、その日のうちに客先へ向かう営業マンと課長が先にタクシーで帰宅し、わずか3人だけで事務所に残って仮眠をとることになりました。

「何か飲み物でも買いに行こうか?」

S子さんにそう声を掛けられ、私と2人でビル1階にあったコンビニに行き、ジュースやパンを手にエレベータに乗った、まさしくその時、あの地震が発生しました。
ゴォーという凄い音が鳴ったと思った瞬間


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