女のれー2

開く
2008-03-20

前編:女のれー
http://moemoe.mydns.jp/view.php/11322

彼女の存在に気づいて1ヶ月ほどが過ぎた。
天気の良い昼間、俺は授業をサボって家でゴロゴロしてた。テレビを見ながらボケーっとしていると、突然テレビが消えコンポのトレーが排出される。
また彼女だ。最初の頃は金縛り中にしか現れない彼女だったが、最近急激に存在をアピールするようになってきた。
今日は昼間からだ。

家の中に1人、いや、恐らくアパートに残ってるのは俺1人という気持ちがそうさせた。俺は彼女に話しかけた。
「なぁ、なんとなく話しかけにくいから、名前つけていいか」
もちろん反応は無い。
「んー。幽霊っぽい名前がいいな。梢ってどうだ?」
思い込みかもしれないが、部屋の中の雰囲気が少し明るくなったような気がした。
「よし。梢って呼ぶぞ」
テレビやコンポへのイタズラが止まった。
 
その夜、やはり梢が

お勧めの体験談