私の人生を狂わせた絶倫の弟・中編
2016-07-01
この体験談は約 6 分で読めます。
弟の所為でこうなってしまった私の性癖について、もう少し綴らせてもらいたいと思います。
弟は私を都合の良い性の捌け口として使っているだけかと思っていましたが、後になってから、実は私に負けたくないという昔から一貫した負けん気の強さが、執拗に私を責めさせたのではないかと思うようになりました。
弟が不良の道を邁進する中、自分で言うのもあれですが、私は家でも学校でも品行方正な優等生でした。
子供の頃の習い事こそ長続きせず、親の期待に沿うことはできなかったものの、その後、両親が娘(私)にお淑やかさを求めていることを知り、お花やお茶のお稽古に勤しんできました。
また、学校でも率先して生徒会の役員を務めるなどして、教師受けの良い行動を意識してとってきました。
その一方で、一旦道を踏み外してしまった弟がこれを挽回するのは殆ど不可能で、それでいて私には負けたくはないという気持ちが何年も燻っている中、自分が追い付けないのならば、相手を引きずり下ろしてやろうという身勝手な論理でその機会を狙っていたのではないかと思われるので