憧れの叔母と、叔母に瓜二つな従妹・第2話
2017-04-13
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『もしもし、トモくん?私、アズサ』
アズサからボクの携帯に電話がかかってきたのは、葬儀から1ヶ月ほどが経ってからだった。
『どうした?何かあったか?』
『ううん、この間トモくんの顔を見たら、また声が聞きたくなっちゃって・・・』
すっかり綺麗になった女子大生が冴えない従兄に何の用だろうと思いながら用件を切り出すのを待っていると、「ねぇトモくん、お買い物に付き合って」と言われた。
(大学に入ったのだから友達は大勢いるだろうに・・・)
そう思ったが、綺麗な従妹と街を歩くのも悪くないなと思い直して一緒に出掛けることにした。
本当のことを言うと、2人の秘密の時間のことを思い出して、ちょっとだけいけない想像もしていた。
待ち合わせ場所に着くとアズサは先に着いてボクを待っていてくれて、ボクの姿を見つけると子供のように手を振った。
「待った?」
「ううん、私も今来たところ」
アズサはまだほとんどお化粧をしていなかったけど、薄手の長袖のブラウスに