夢であって欲しいが絶対夢に見たくない事
2013-12-31
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黒いワゴン車。
四時間以上にも渡る悪夢。
車内ではかなりの大音量でレゲエが流れていた。
ただでさえ嫌いなリズムの旋律。
「痛い!!痛い!!痛い!!嫌ぁ!!嫌だぁ!!」
そう叫んでた気がする。
とにかく叫んでいないと死にそうだった。
奴らは二人居て、一人には膝で両腕を頭の上で押さえつけられて、口にタオルを突っ込まれて、手で足を掴まれ広げられた。
もう一人は既に上に乗って太股を掴んで腰を振っている。
何がなんだか・・・夢であって欲しいが絶対夢に見たくない事が、現実に今ここで自分の身に起きている。
喉から血が出るんじゃないかと思うくらい叫んだ。
自分の声が喉を潰された鶏の様に頭蓋骨に響いて奥で聞こえる。
タオルは車のワックスの味がする。
喉が痛いがそれ以上に膣口