バスケ部の後輩、由紀からのお願い・前編

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2014-04-09

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高校3年の時のお話。

当時、バスケットボール部に入っていた俺は、練習後も体育館の利用時間ギリギリまでシュート練習をしていた。
4月の終わり頃に1年生が入部してきて、その1年生も何人かシュート練習で残っていた。
その中には女の子もいた。

その子の名は由紀ちゃんだ。

由紀ちゃんは今までバスケットの経験がなく、友達に誘われて入部したとのことだった。
毎日、友達と一緒にシュート練習をしていた。

「体育館を閉める時間が来たので利用している生徒は速やかに下校してください」という放送が入ると、残っていた人は片付けをしてすぐに体育館を出る。
その後、体育館から少し離れた部室で着替えて帰るというような毎日だった。

ある日、練習後のシュート練習に俺とその由紀ちゃんだけの時があった。
由紀ちゃんは「自分が一番下手だから少しでもうまくなりたい」と、女子1人でも残っていた。

いつものように放送がなり片付けをして体育館を出た。
女子の部室と男子


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