いつも姉の部屋で愛し合っています・前編

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2019-12-20

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春になり、姉が勤め始めた。
入社式の日は緊張した様子だった。
朝、姉の部屋の扉をコンコンとノックして開ける。
中から姉の声が聞こえる。

「どうぞ」

オレは少し扉を開けて姉の部屋に顔を覗かせた。

「◯男、なぁに?」

身支度を終えていた姉がオレを見て微笑む。

「姉ちゃん・・・今日から会社だね・・・。なんかオレが言うのも変だけど頑張ってな」

少し照れ臭かったけど、初日で緊張している姉に何か言葉をかけたかった。
オレの言葉を聞いて姉はニコッと微笑み、オレを手招きした。
ドアを後ろ手に閉めて、オレは姉に近づいていった。
近くまで行くと姉が小さな声で囁いた。

「ありがとう。頑張るね」

そう言ってオレに軽くキスをした。

「じゃ、もう行くね」

そう言うと部屋を出て階段を下りていった。
初出勤の姉を玄関でオレと母が見送った。

初日は緊張して疲れたらしく、姉は帰って


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