五輪有望の17歳スノーボーダー・柳原真央が交通事故死
2011-12-05
将来を嘱望されていたスノーボードの男子プロ選手、柳原真央さん(17)が悲劇に見舞われた。3日午前4時
50分ごろ、岡山県倉敷市児島柳田町の瀬戸中央自動車道下り線で母の会社員、博子さん(51)=川崎市
中原区小杉陣屋町=運転の乗用車がガードロープに衝突。同乗していた柳原さんが車外に投げ出され、
後続の大型トラック2台にひかれて死亡した。大会出場のため川崎市の自宅を出発、愛媛県に向かう途中だった。
2014年のロシア・ソチ冬季五輪への出場も夢ではなかった柳原さん。
11月17日に17度目の誕生日を迎えたばかりだった。
岡山県警高速隊によると、事故が起きた倉敷市内の瀬戸中央自動車道下り線の現場は、片側2車線の
緩やかな右カーブで、当時小雨が降っていたという。母の博子さんが運転していた乗用車は、左側面をガード
ロープにぶつけたあと数回スピンしたもようで、後部座席にいた柳原さんが車外に放り出されたとみられている。