思春期の息子との過ち・第4話

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2021-07-29

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「立ったままじゃなく、座りなさいよ」

息子の方に顔を向けて言い、ソファを示しました。
その前のテーブルにはアイスコーヒーが入った2つのグラスが並んでいます。
私の前に座った2人はすぐに飲み物に手を伸ばしました。
改めて女の子に目をやって気付いたのは、間違いなく年上のようです。
整った顔付きで、短めの髪が活発そうに見せています。

「初めましてが、こんな風になってしまってすみません」

突然、その女の子が話し始めました。
彼女は大学1年生で、息子の中学校の卒業生。
中学在学中は女子バスケット部で、高校に入ってからは高校のバスケ部にいながらコーチの代理で中学生の後輩を教えていた。
息子と付き合い始めたのはこの夏から・・・などといった話を聞かされました。
つまり息子の4歳上。
よく見ると、クリッとした目の可愛い顔をしています。

「お母さんにこんなこと言うのは変ですけど、最後まではしてません」

正面を切っ


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