俺は1億円の男

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2014-01-11

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中2の頃友達のタクヤと休み時間に教室の隅でエロ本を読んでいた。
肩をポンと叩かれて振り返ると担任の久仁先生が立っていた。

「学校でこんなのよんで没収よ」

女子がチクったらしい。
エロ本5冊持って行かれた。

久仁先生はよくAVの女教師役のような感じで、メガネをかけて胸はボインだったが、低い背と低い声と、男子にはドSなので、男子の間では「久仁先生の胸揉んだら1億円」と言われていた。
しかしグラマラスな体はいつも視線を集めていた。

放課後「二人とも挨拶が終わったら来なさい」と言われ、他の男子からは冷やかされ、女子からは白い目で見られた。

挨拶が終わって俺とタクヤでついて行くと指導室に連れて行かれた。
反対側に先生が座り、机の上にポンとエロ本を出した。

「全くどういうつもりかしらね~。こんなの学校に持ってきちゃいけないハズよね」

先生は腕組みしながら低い声で言った。
俺達は下を向いていた。

「お家に連絡しましょう


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