心は男だと思っていたのに、体は女のままだった

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2016-09-20

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俺は普通の女として生まれてきました。
しかし物心ついた頃から自分の体に違和感があり、女の洋服を避けるようになりました。
そして、子供の頃に観たドラマで性同一性障害を知り、自分がこのタイプの人間だと確信しました。
その時の俺は、俺以外に同じ悩みを持った人がいる事を知り、安心したことを覚えています。

中学生になった俺は髪を短くして、制服のスカートの下にはジャージを穿いて過ごすようになり、バスケ部に入って、男みたいに背が高く筋肉質な体になれるように練習を頑張りました。
しかし、第二次性長期を迎えた俺の体は、大人の女の体に変化していき、男のような筋肉質な体にはならず、煩わしい生理がキツくなっていったり、胸が膨らみだしてしまい、自分の体に対する違和感がさらに強くなりました。

俺は自殺を考えたりしましたが、死ぬ気で親にカミングアウトすると、意外にも親はそんな俺を受け入れてくれて、病院で性同一性障害のカウンセリングを受けさせてくれ、将来的に男になる事を認めてくれました。
俺は心のモヤモヤ


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