乳母(うば・めのと)の最大の仕事は性教育

開く
----/--/--

    
乳母うば(めのと)
     
養君(養姫)に対して、生母に代わり、授乳、養育を行なう女性のこと。
     
「ちおも」、「にゅうも」、「まま」とも呼ばれた。
     
乳母は、養君(養姫)に対する授乳終了後は、養君(養姫)の食事をはじめ、
その生活全般に渡り世話をした。
     
古代、天皇家や豪族では、生まれた子に、 生母とは別に乳を与えて養育を専門に行なう女性を置いた。後宮職員令が制定されると、天皇家においては、親王には3人、二世王には2人、それぞれ乳母を給付することが決められた。
     
天皇家のみならず、有力公家や有力武家、各地の有力豪族も、乳母を置いた。
     
そして、乳母の最大の仕事は、養君(養姫)への性教育であった。
     
乳母自らが性教育の一環として相手を務めることも数多く、高倉天皇の乳母である藤原公重の娘は、高倉天皇との間に功子内親王


お勧めの体験談