麻雀の借金の形に彼女を売った俺
2013-08-21
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あくまでも聞いた話だ。
話を分かりやすくするために
「自分=T」
「彼女=M美」
「友人A」
・・・ということにします。
その当時、自分はバイトを見つけるのにも苦労するような地方の田舎にいた学生だった。
やることと言えば麻雀とパチンコくらいで、週末のイベント的な活動と言えば、車で1時間くらいの新幹線の駅のある街に行くことくらい。
地方都市の僻地にある大学だったので、自分も含めて多くの学生がアパートなどに一人住まい。
そしては自分は夏休み前だというのに、友人との麻雀で軽い借金状態で、本当に金がねー、という感じ。
ただ、周りの悪友どもには彼女がいないのに、自分には彼女がいたことが、ちょっとした優越感であり、幸せだった。
いつものように負けがこんでいた麻雀中のことだ。
友人Aが、「なー、T。どうせ金なくて(麻雀を)打っているんだろ。負けたらどうすんだよ。払えんのか、今週中に」
そして俺。
「うるせー