出会いはバスの一番後ろの一番端っこの席から・第1話

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2014-11-08

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ちょうどテスト期間が終わった金曜日のことだった。

テストがあったから、予備校の授業に出れてなかった。
だから、テスト最終日の金曜日に一気に一週間分出ることにした。
予備校を出ると、もう時間は10時半を越していた。
補導時間までには絶対に帰れないなって思った。
予備校からは大体家まで1時間はかかる。
だからもう諦めてゆっくり歩いて駅へ向かった。

時間が時間だからか、かなり混んでた。
それは関係ないと思うけど、なんか凄い時間かかった。
家の最寄駅に着いた頃には、もう0時になりそうだった。
だから最終のバスが無くなる前にと、バス停に急いだら、ちょうどバスが出たとこだった。
もうバス無いかなって思ったら、まだ3本ほどあり、結果バス停に俺が一番前に並ぶ形になった。

バスが来て俺は、一番後ろの端っこの椅子に座った。
なぜか毎回電車でもバスでも、俺が座ると誰も隣に座ってこないから、別に誰も座ってこないだろうと思って、


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